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CSS って何? どうすれば使えるの?

CSS とは

CSS は、Cascading Stile Sheets の略で、これを使うと html コンテンツで多彩な表現を行うことが出来るようになります。また、いままで、それだけでは使いにくかった論理タグに、明確な表示属性を付けることも目的の一つとなっています。例えば、論理タグの一つである <h1> などは、単に「文字を大きくし、太字にする」という機能であると思われがちでした。正確には、「見出し」という論理的なタグであり、文字が大きくなったり太字になるのは、単なる結果(ブラウザの表現方法)であるのです。したがって、正確には「見出し」として認識できさえすれば、ブラウザは太字で表示する必要もないのです。現に、一部のブラウザでは論理タグの表示方法を、ユーザが自由に変更できるのもあるそうです。しかし、論理タグにそれ以外の表示属性を付けたい場合もあります。ページ全体のレイアウト上、「見出し」の色を赤に変えたい、と思う人もいるかも知れません。今までは、<h1> タグで囲んだ後、さらに <font> タグで色を指定せざると得ませんでした。これでは、論理タグと、表示属性を変化させるタグが混在してしまいます。

このような問題を解決するべく、W3コンソーシアムが、新バージョンのHTML4.0 と言う規格を打ち出してきました。以前のバージョンであるHTML3.2 からのバージョンアップにあたり、この CSS が含まれました(それ以外には、frame タグや object タグ、Dynamic HTML の残りの2つである スクリプトと DOM についてなどが規格化されています)。

どのブラウザなら使えるの?

規格化される以前より、Microsoft 社の Internet Explorer(以降、IE と略)などは CSS を使うことが出来ました(Version 3.0 以降)が、Netscape 社も、Netscape Communicator(Navigator) 4.0(以降 Netscape と略)から CSS をサポートするようになりました。従って、CSS を使用できるのはIE3.0 または Netscape4.0 以降となります。これらを持っていない方で、CSS を試したい方は手に入れて下さい。以下のリンクをたどり手に入れることが出来ます。

Internet Explorer Netscape NOW!

注意

実は、IE でも、Netscape でも CSS が使えると言っても、両方のブラウザの表示方法が同じ訳ではありません。また、お互いがすべての機能を持っているわけでもないし、独自の拡張機能を持っていたりもします。従って、IE でもNetscape でも表示できるページを作るには、両方のブラウザで確認しながら作っていく必要があります。順次説明していきますが、フォントやラインの縦幅の計算方法が、ブラウザごとに違います。注意して下さい。

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